震災のニュースを見るのが辛い。見るたびに被害が大きくなっているからである。
今はどこに行っても、日本全体がhypomanicな状態である。これが落ち着いたときに真の落胆が待っていることは阪神大震災の教訓でもある。今は大きく注目されて、叫びを受け止めてくれる雰囲気があり、非常事態という連帯があり、言葉は悪いが一種のお祭り精神状態である。今後、とりあえずの救援活動が終了し、海外からの興味も落ち着き、被災者が真に喪失体験と向き合ったとき、そこには大きな孤独と悲しみが横たわる。そこに真の支援が必要とされる。
天理教では3/12-14の正午に全国で、天理教のお祈りである「お願いづとめ」が行われたようである。教会本部の神殿には、平時にもかかわらずあふれるばかりの人が震災の最小の被害と早い回復を祈ったと聞いた。人間の無力さは十分に震災で証明されたが、こんなに人間が心強いことはないと震災で気付かされるという側面もある。
天理教には「災害救援隊」という自己完結型の救援組織がある。その災害救援隊も現在被災地で活動が始まっていると聞く。自衛隊や米軍などのように大きな活動はできないだろうが、天理教ほど全国津々浦々にわたる共通マインドを持った組織はないだろう。天理教の災害救援隊の活躍を期待するとともに、本当に大切な真の助け合いがなされることを願う。
被災した方すべてに、神のご加護を祈ります。
『祈ること』
皆さんは、毎日何を祈り願いますか?
人各々、色々な祈りがありますね。
僕が、修養科に行ったときは。
同期が千人以上いたので、朝勤めは壮大なものでした。
千人以上が、神殿に集合し、朝勤めをするのです。
とても、気持ちの高揚する空間となります。
祈りさえも、天に届きそうな空間となります。
人各々、祈りを持つ。
とても、素晴らしいことだと思います。
ただね。
現行天理教のお偉いさん方々。
何を祈ってますか?
役職、形式、金欲…。
真柱、役員、大会長、上級会長…。
心から、祈ってますか?
世の中には、理不尽、不公平、不平等が溢れかえっています。
でも、それにめげずに、力一杯、皆各々生きています。
真柱はじめ、上層部の方々。
その家族も含めて。
黒塗りの車は必要ですか?
運転手は必要ですか?
広い無駄な神殿、住まいは必要ですか?
必要以上の上納金は必要ですか?
いったい何が先生ですか?
もっと、祈りなさい。
人が人を踏みにじって成り立っている天理教を。
変革できるように祈りなさい。
世界、日本。
戦争や災害や虐め孤独…。
苦しんでいる方々が、沢山におられます。
先生、会長、なんて肩書きより。
大事なもの、大事な心ってあるでしょ。
僕の家には、神殿も社もありません。
僕の代で整理しましたから。
でも、信徒壇に眠る。
先祖、お袋、地元の氏神さまには。
朝起きて、精一杯祈ります。
真柱、先生、会長さん方々。
親神様と対話できていますか。
世界平和を祈り、人一人個人の幸せを祈り。
素晴らしい天理教を取り戻す為に。
毎日、本部で、お願い勤めをしてください。
祈ること、願うこと。
通ずる、通じないはあるよ。
でもね。
祈り、神様と対話することは、決して無駄ではない。
腐敗しきった天理教が。
少しでも、良き方向に、向かうことを願います。
天理教被害者、天理教特有の人を踏みにじることが、なくなることを願います。