祈り


震災のニュースを見るのが辛い。見るたびに被害が大きくなっているからである。

今はどこに行っても、日本全体がhypomanicな状態である。これが落ち着いたときに真の落胆が待っていることは阪神大震災の教訓でもある。今は大きく注目されて、叫びを受け止めてくれる雰囲気があり、非常事態という連帯があり、言葉は悪いが一種のお祭り精神状態である。今後、とりあえずの救援活動が終了し、海外からの興味も落ち着き、被災者が真に喪失体験と向き合ったとき、そこには大きな孤独と悲しみが横たわる。そこに真の支援が必要とされる。

天理教では3/12-14の正午に全国で、天理教のお祈りである「お願いづとめ」が行われたようである。教会本部の神殿には、平時にもかかわらずあふれるばかりの人が震災の最小の被害と早い回復を祈ったと聞いた。人間の無力さは十分に震災で証明されたが、こんなに人間が心強いことはないと震災で気付かされるという側面もある。

天理教には「災害救援隊」という自己完結型の救援組織がある。その災害救援隊も現在被災地で活動が始まっていると聞く。自衛隊や米軍などのように大きな活動はできないだろうが、天理教ほど全国津々浦々にわたる共通マインドを持った組織はないだろう。天理教の災害救援隊の活躍を期待するとともに、本当に大切な真の助け合いがなされることを願う。

被災した方すべてに、神のご加護を祈ります。

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