要するにお金ってこと3


天理教内で、幹部たちが高給をもらっていることは天理教内では有名な話のようだ。地方で熱心に信仰している天理教人は冷めた目でみているということである。天理教本部は、これが誤情報であるならば早めに訂正した方がいいと思うのだが、訂正しないということは、あながち間違いではないのだろうか。むしろ50万円以上かもしれないという情報もある。

先週末に会った天理教人に聞いたこととして、現在の天理教の年間収入は150億ほどのようである。それは10年前の約半分まで落ち込んでいるらしい。つまり、ここ10年で150億の減収である。話をしてくれた天理教人は「激減」と表現したが、他の天理教はどう感じているのだろうか聞いてみたいものだ。また現在も150億の収入があることについて、「150億も何に使われてるんですか?」と質問すると20億近くが天理市への寄付で、残りは学校や病院への回付金、あとは人件費と一れつ会でほとんどを消費しているとのことである。

幹部が何人いるのか知らないが、幹部が月に50万以上もらっていても驚かない数字である。同時に「財政難のために、天理教一れつ会の認定が厳しくなっている。大教会長からの承認も厳しい。奨学金が貰えないと、末端の学生は天理に集まらずに地方で進学するか就職する。そうなると正しい教えが伝達しにくく空洞化してしまう。そういった現象は実際に進行しており悪循環でしかない」との洞見を得た。この発言には色々な問題点があるが、私は概ね支持したい。ネット掲示板には「天理教幹部は贅沢三昧」というコメントが散見される。こういったコメントに関して私は否定的に見ていた。なぜなら私と接する地方の天理教人は贅沢とは正反対の質素な生活を送っているからである。しかし、こういったコメントがネット上に断続的に広く見られるには、それなりの理由があると考える方が妥当だろうと私は思うようになった。火のないところに煙は立たないのだから。部外者の私に情報が入っているということを考えると、天理教を支えている地方の下部天理教人の不信感や不満は非常に根強いものなのだろう。

また、ある読者から天理教幹部のものと思われるツイッターを紹介してもらった。一緒にiPadでその幹部のタイムライン(発信)を辿った。そこには普通の生活(食事や余暇の過ごし方)が楽しそうにツイートされていた。私は「これのどこが問題なのですか?」と質問すると「一つ一つのツイートは問題ありません。しかしタイムラインを見返すと頻繁に焼肉をたべたり、毎晩のように酒を飲んだり、家族が旅行に行ったり、毎日布教と生活していくことで必死の地方の下部天理教人にしてみれば、こんなものを見せられたら、やってられなくなりますよ。僕らなんて酒を買う余裕すらありませんから」とのことである。一応参考資料として、天理教幹部の全ツイートを保存しておいた。

話を整理する。天理教幹部は金があり、地方の下部天理教人は金がない。「天理教は贅沢だ」という言説には一理あり、「天理教は貧乏だ」も間違ってはいない。ただ、資金が一部に偏在していることは事実のようである。そして金が集まるとこには権力が発生するのは世の常識である。なんだか中国みたい。

天理教の子弟養成についても話を聞いた。地方の下部天理教の子弟のメインストリームは、高校進学と同時に天理市に移住する。天理教関連の高校で寮生活をする。そして、卒業後は天理大学を中心に進学する。大学進学には100万円以上の学費がかかる。そんな金は地方の教会の親には払えない。そこで卒後は天理教関連施設にて奉公することを条件に大教会長の承認を得る。そして天理教一れつ会に申請する。多くの学生は学費の半額ほどが給付されるようだ。さらに在学中に天理教本部の関連施設にて奉公を約束した者には給付額が倍増(ほぼ学費満額)されるとのことである。

そこには信仰心や教育理念などなく、要は金の世界と思われても仕方がない流れである。

地方の教会の親としては親に代わって学費を出してくれるから、同意せざる得ない。「子どもは天理教の中で、天理の御用(仕事)をしている」という大義名分を維持することは信者への求心と親の見栄、理の親への服従を両立させるものになる。地方の教会の親にとって、こんなおいしい話はない。天理教本部も契約で拘束した若くて従順なマンパワーを採用できる、こんなおいしい話はない。

ここで大きく抜け落ちている点は、子どもの自由意志である。以前、天理教の人権意識を俎上に上げていくといったが、それは天理教の人権違反を明白にすることではない。人権違反などない。むしろ天理教の人権意識の低さを浮き彫りにすることである。金のために子どもの進路を狭めることは、教育的側面から考えて時代遅れである。何度もいうが、こんなことを繰り返していては、天理教の将来はない。天理教は「子どもの権利条約」って知らないのかな?

これも何度もいうが、天理教の命題は「陽気ぐらし」であろう。陽気ぐらしの実践とは「天理教が陽気暮らしの先導となる」べきではなかろうか。「違反はしてない」「人権侵害はしてない」なんてブラック企業が言う「最低限のことは守っている」と同じある。そんなことを言っていては陽気暮らしの先導なんて恥知らずにも程がある。今の天理教では陽気ぐらしはできないと断言する。陰気ぐらしにもほどがある。

いま人気なのが、天理教憩の家病院付属の看護専門学校に進学することである。ここは天理教一れつ会とは別に独自の奨学制度(普通の看護学校の奨学制度)を持つ。そして、看護という確かな技術を身につけることができるのである。ここに進学すると「子どもは天理教の中で、天理の御用(仕事)をしている」という大義名分を損なうことない。もちろん、看護師として働くことは就労であり、給料が発生する。天理教関連施設での給料(お与え)が数万円であることを考えると、病院での勤務は給料を貰え、なおかつ「天理の病院で働いている」ということで信者への求心も失うことがないという「おいしい話」なのである。実際、この天理教の病院で看護師を経験した親は、自分の子どもをこの付属専門学校に進学させる者が多いようである。もし天理教の教会に嫁いだとしても看護師の免許があると、「どうにか生活はできる」という安心感もあるようだ。

もう一つ人気なのが「里親」である。これは時代的要請もあってか、天理教の教会でも里親を実践しているところが多いようだ。なぜか。天理教には受け皿がとなる教会の物理的環境が広いから?信者が支援してくれるか

要するにお金ってこと3」への9件のフィードバック

  1. 匿名

    1. お与え。
    確かな情報ではありませんが、本部の先生は、お与えだけだそうです(金額はわかりませんが、そんなに高額ではないようです。)
    只、世話人や修理人になりますと、高額なお礼が貰えることもあるようです。

  2. 匿名

    2. Re:お与え。
    >1sinjyaさん

    お与えという名目にまどわされてはいけません。
    じっさいには、あらゆる生活面で教会本部の扶助を受けています。
    また、本部の先生はみな世話人・修理人もしているから、現金収入もたくさんもらっています。
    役得で豊かな暮らしをしている中国共産党や北朝鮮労働党の幹部とよく似ています。
    だから、いくら下々の信者が批判しても、本部サイドから、本部改革など絶対に出てきません。
    しかし、存命の教祖がこんな姿を見て喜んでいるはずがないのは確かです。
    教勢が衰退するのも、神様の強い意思が背後にあると思います。

  3. 匿名

    3. Re:Re:お与え。
    >消息通さん
    そう言えば、年金等もちゃんと掛けておられるようです。(一般ならあたりまえですが・・・)

    私などは、免除申請ばかりです。

  4. 匿名

    4. 無題
    基本月給はおそらく本部勤務者と変わらないでしょう。ただ福利厚生も、やはり本部勤務者なみにしっかりとしていると思います。

    本部勤務者と違うところは、やはり、講演や巡教などの、本部の役職についておられる方は、副収入が大きいでしょうし、また、本部に在籍していながら、教会長という立場にある方も多いので、そちらの収入もあるでしょうね。

    修理人にあたっておられる先生は、確かに他の先生に比べても、毎月10ヵ所の教会を修理巡教で廻られたとすると、それだけでも… 大きい収入源でしょうね。

  5. 匿名

    5. Re:無題
    >あらきさん
    そう言えば、五季のお祝いか何か知りませんが、年に5回、全教会からお金を集めて、世話人さんの所へ持って行っていますね。
    訳が分かりません。

  6. 匿名

    6. ありがとうございます。
    今回も客観的な立場からのご意見をありがとうございます。
    参考にさせていただきます。

    ひとつお願いがあるのですが、今回のテーマの「1」で書いていた以下の文面を、「2」「3」にも記載してもらえないでしょうか。↓
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    これから話すことは伝聞情報も多分に含まれている。読者はタブロイド紙を読むように「そんなわけねーだろ」という感じで読んでもらいたい。ほんとかどうかは私はまだ物的証拠を確保できていないがすべて私が天理教人から聞いた情報である。

    これまで天理教の構造を論じてきた。毎回テーマを設定して、そのテーマに沿った視点から論じた。天理教人の話を組み合わせると、だいたいの構造的な流れが掴めてきたように思う。ただ、伝聞や噂の部分も多いと思うので「間違い」を想定して読者は気を付けて読んでほしい。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    以上、もし可能でしたら御願いします。

    また機会がありましたらコメントさせていただきます。

  7. 匿名

    7. Re:Re:無題
    1shinjaさん

    五季のお祝い?
    訳がわかりませんね。

    少なくとも、私のいる教区にはそのような慣習はありません。修理人の待遇や扱いは完全に、各教区の慣習に任せられているようです。

    私の教区でも年2回、教庁の各部署にお中元、お歳暮を持って行ってましたが、近年、取りやめました。

    が、いまだ慣例としてそうしているところは多いでしょうね。

  8. 匿名

    8. 無題
    天理教には学校が多く存在しますが、古くから知られる天理大学系列は、一般的にオープンであり、調べることも割に容易であるが、天理教校系列にある学校は結構内向的というか外部には閉鎖的で、以前教員免許が無いのに教壇に立たせたり、授業と言いつつひ・の・き・し・んをしたり 卒業生が指導者になる者が多く池の中の蛙状態であるように見える。

  9. 匿名

    9. 無題
    元民主党議員の天下り先というのはご存知だろうか?
    天理教は中華民主党の支持団体です

    要するに、創価学会と根は同じってこと

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