義援金の使途について


植田先生が運営されている天理教みさとブログhttp://tenkoku0805.blog9.fc2.com/を読んでいて、疑問に思ったことを述べたい。天理教では、昨年の東日本大震災に際して10億円近いお金を義援金として集めたことを思い出した。その後10億円は、適正に運用されているのだろうか。確か天理教は義援金と、災害救援活動への支援と2つの集金窓口があったと記憶している。お金の話は下世話すぎるのであまり好きではないが、一度自分の中で整理しようと思う。

天理教ホームページを見ると、2011年6月16日のニュースhttp://www.tenrikyo.or.jp/jpn/?p=3790では
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なお、6月14日現在までの募金累計は下記の通り。
■募金累計(3月15日~6月14日)■
「災害救援募金」
4,023件
3億3376万1,042円
「天理教被災教区・災救隊支援募金」
3,170件
2億8523万5,331円
合計
7,193件
6億1899万6,373円
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2012年01月15日のニュースhttp://www.tenrikyo.or.jp/jpn/?p=3120では
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本教では、東日本大震災の被災地の一日も早い復興を願い、2011年3月15日から12月27日にかけて、道友社を窓口として「災害救援募金」「天理教被災教区・災救隊支援募金」を実施してまいりました。募金総額は、
「災害救援募金」
4億4682万6454円
「天理教被災教区・災救隊支援募金」
4億7391万5132円
合計
9億2074万1586円

本紙既報の通り、災害救援募金につきましては、集まった義援金の中から、お見舞金を含め、岩手・宮城・福島の各県庁へ計3億3000万円を届けさせていただきました。残額につきましても、後日、被災地へ届けさせていただきます。また、天理教被災教区・災救隊支援募金につきましても、募金の趣旨に沿った形で活用させていただきます。長期間にわたり、多額の募金をお寄せいただきました各位のご理解、ご協力に対し、重ねて感謝申し上げます。
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2012年2月9日のニュースhttp://www.tenrikyo.or.jp/jpn/?p=4691では
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1月30、31の両日、原発事故による影響が特に大きい福島と茨城の両県へ。各県庁を回り、全教から寄せられた救援募金の中から、義援金として計1億2000万円を手渡した。これにより、被災地へ届けた義援金の総額は、見舞金を含めて4億5000万円に上った。
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以上がホームページで公開されている情報である。まず被災地への義援金については、総額4億5000万円を天理教から被災地へ渡ったようだ。しかし天理教が集めた義援金は4億5000万まで300万円あまり足りていない。足りない分はどこかから補填したのだろう。これに関しては、比較してはならないが、他宗教や他組織と比べて非常に高額であり天理教の組織力が高いことを示していると思われる。
一方で「天理教被災教区・災救隊支援募金」という窓口も約4億7000万円も集めている。これは、名目上は被災地にある天理教関連施設や天理教が所有する災害救援部隊(天理教災害救援ひのきしん隊)を支援するものとして使われるのであろう。しかし、ホームページではこのお金に関しては何も触れられていない。どうなっているのだろう。当然、名目通りに使われているお金もあるだろうとは思うが、非常に高額すぎて我々庶民には検討がつかない。例えば、倒壊した教会の再建ということであれば4億だって倒壊した教会の数によっては少ないかもしれない。
被災地への義援金は立派に被災地に行き渡ったことが写真付きで証明されているのに、もう一つの窓口で集めた天理教への支援金には何も説明がない。私が知らないだけで天理教の出版物である「天理時報」や「みちのとも」には詳細が載っていたのかもしれない。ただ、政治への不信を持つ我々として「天理教ではお金を本当にちゃんと使われているのか」と疑う気持ちは当然生まれてくる。もし天理教が、きちんと報告をしていないのであれば、なぜ報告をしないのかを思考することは無駄ではなかろう。反原発の人たちが反エレベーター、反車社会とは言わないように、敢えて声を上げないことには必ず何かしらの恣意性があると考えるのは論理的な振る舞いである。
天理教に対する支援金の使途を表に出していないからといって、私は天理教を批判はするつもりは毛頭ない。私は天理教の窓口に募金はしていないし、天理教は公的機関でもない。ただ一大宗教団体であり社会への一定の説明責任を背負う天理教がどのように行動するのかを知的関心として知りたいだけである。

tenrikyosyakaigakulavo@hotmail.co.jp

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