労働という罪悪感

暑さも和らいできたと思っていたが、
今日は珍しく暑い。ムシムシ残暑である。
仕事の効率がなかなか上がらない。

仕事の話のついでに天理教人の労働観を考えてみたい。

先日、知り合いの天理教人Oさんに「青年会」という組織の行事のお誘いを頂いた。
携帯メールで。
そのお誘いの日は、休日出勤の仕事があるので丁寧に、やんわりとお断りをした。

そしたらOさんから返事がきたのだが、私はその返事を見てビックリした。
内容は、私の仕事の価値を問い、且つ天理教の御用を優先できない仕事なんて価値なし
と書いてあったのだ。私はその慎みの欠片もないやり取りと、コミュニケーションの幼稚さに
愕然とした。もちろんそのメールに対しては恐くて返信を送れなくなってしまった。

私の仕事は基本的に日曜日はお休みと公言しているので、その行事に
参加したくないから適当に仕事と嘘をついたと思われたのであろうか。

しかし何故そこまで信仰に対して強制力をもって行事に優先させる事情があるのか私には理解できない。

熱心な信者なんかは、所属する教会のお祭りに毎月有給をとってまで参加していると聞いたことがある。
そういう方は信仰に対して熱心な方なのだろうが、それが負担になっていたり、
天理教人に強要されているのでは本末転倒ではなかろうか。
そして、私も強要されたのである。

天理教人には、その信仰度合いを評価されるような暗黙のノルマがあるのだろうと思う。
それも本末転倒である。

天理教人は「神様に○○させて頂いている」という謙遜した発言が多い。
代表的な文言では「生かされている」という言葉であろう。
そして、それは非常に徳の高い崇高な考えであることに私は同意したい。尊敬もしている。
しかし、その思考が根源的な場合や個人的事情にしか限定して使用されないことに私は不快感を感じる。
畢竟、私たちの仕事や生活もまた「労働させて頂いている」「社会生活を送らせて頂いている」
はずなのであるが、そこまで天理教人の思考が及ばないということを許してはならない。

私が天理教人であり、誰かに行事をお誘いする場合があるなら、
決して行事に参加できない事情を否定はしない。
自分に関係のないことであっても否定的意見を聞いて気持ちがいい人はいないからである。

例えどんなに無意味な行事であっても、他者感受性に富んだ人に誘われるなら、
その人に会いに行くだけでも有意義な時を過ごせそうである。
私も人として尊敬できる人に誘われるなら、仕事があっても「調整しよっかなー」とか
「次は是非早めに誘ってください」と返事したいのだが。

人は大事にされると、どうしても相手を大事にしたいと思うのは当たり前である。

不機嫌な人が多い現代の日本社会の中で、天理教人が陽気ぐらしを実践しているとは感じられない。
天理教人に会って世間話をすれば、天理教人ほど不平、不満ばかりだと思うのは私だけが感じている
とは到底思えない。

私は今の日本社会はそんなに悪いとは思わないが、この意見に同意してくれる天理教人は皆無である。

労働という罪悪感」への4件のフィードバック

  1. 匿名

    もう一つ、天理教人がよく使う言葉、「・・・と思わさせて頂きます。」この言葉を聞くと、私はいつも、へんな文章だな、と思わさせて頂きます。(笑)

  2. 匿名

    私はお地場に諸問題に答える公式見解者がいないのは変だなー、と思わせていただきます。w

  3. 古い教会長

    匿名 様。
    >私はお地場に諸問題に答える公式見解者がいないのは変だなー、と思わせていただきます。w

    そうですよね。天理教の公式HPでも、一方的に情報が流れているだけで、お互いの情報交換をする場所や掲示板はありません。
    下々の言うことには、聞く耳を持たないという姿勢です。

    ブログ<原典からの出発>植田義弘先生のブログです。
    http://tenkoku0805.blog9.fc2.com/
    天理教の「御供え」についてをリンクします。
    http://6706.teacup.com/5051/bbs
    命の泣き声~天理教への信仰でお悩みの方へ~
    「命の泣き声」さんのホームページのリンクを張ります。
    http://inochinonakigoe.grupo.jp/

  4. 匿名

    朝起き 正直 働き。労働は美徳の一つです。
    世上働きなどという言葉で、労働に対する罪悪感を持たされた教会子弟達は気の毒です。ハイ

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